一色海岸 / 葉山

葉山の美術館を観た後、すぐ下の海へ降りてみた。

海の家を解体しているところで、工具の音があちこちに響き、ガタイの良いお兄さんたちが行き来している。

薄手のカーディガンを肩に引っ掛けて、お兄さんたちと海を交互にぼんやり眺めながら

あぁ夏はこうして離れていくんだな、と分かった。